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日志


2006/8/10

テロ未遂

昨日のエントリに登場し,画像の撮影場所でもあるロンドンのヒースロー空港で,とんでもない事件が起きた。

何とアメリカの航空会社三社(ユナイテッド、アメリカン、コンチネンタル)の航空機内に爆発物を持ち込み,空中での大量殺戮を狙った大規模テロを直前に食い止め,容疑者21人が逮捕されたという。
当然のことながら,これだけの事件が明るみに出たら,空港は大混乱であろう。
さらには,ヒースロー空港だけではなく,スタンステッド空港,ガトウィック空港といった英国の空の玄関口すべてが混乱を極めているという。

昨年7月,ロンドンで爆発テロが起き50人以上が犠牲になるという痛ましい事件があったが,今回も同様に回教徒のパキスタン系英国人,というニュースも入ってきた。
まるで,5年前の9.11テロを想起させられるが,標的にされた航空機は上記三社の9便と9.11を凌ぐ規模の計画だったという。

考えてみたら,大航海時代に始まる帝国主義の時代は,16世紀がスペイン・ポルトガルの時代,17世紀がオランダの時代とすると,18~19世紀前半はイギリスが覇権を握った時代だったと言える(19C後半~20Cは言わずもがなのアメリカ)。
世界各地に植民地政策を施した結果,それらは独立国家となった現在も英連邦を構成している訳だ。

しかし,何と言ってもイギリスの植民地といえばインドが有名だが,そのインドと境を接し,今尚民族・宗教対立が深刻なパキスタンも何らかの形で英本国から搾取された,ということだろう。
長ければ,ムガール帝国凋落の後約400年近くにわたって,彼等は英国を恨み続けたということになる。
欧米の帝国主義が悪い,と片付けるのは簡単だが,だからといってテロに走っても良いという理由にはなるまい。
2012年にロンドン五輪を控えて,国際社会の抱える問題の複雑さと根の深さを考えさせられる事件である・・・。
2006/7/28

摂理・・・

実は,若い頃二度ほど「原理研」に誘われたことがある。
最初は高三の夏,部活動を終えて帰宅途中に寄った本屋を出たところで1~2歳年長の大学生とおぼしき細面の男から,人生や受験についてみんなで真剣に考えてみないか,と勧誘を受けた。
何でも,毎週土曜日に定期的に駅の東側にある集会所に集まっていろいろと論じ合い,大変有意義な集会になっていると言われた。
最後の大会を目前に控えていることと,一応受験を名目に丁重にお断りした。
勿論,当時は原理-統一協会というものの存在など知る由もなく,しばらくしてから友人に教えられて知った。

二度目は大学二年の時,珍しく部の練習が無く午後からの講義も閉講になって身体が空いた昼過ぎのことだった。
当時自転車通学だった私は,人通りの多い歩道を自転車を引きながら歩いていた。
ようやく人混みが切れ,自転車にまたがろうとした時,前方から来たほぼ同年代の学生風の若者から呼び止められた。
まず,死後の世界はあるかどうか聞かれ(今なら丹波のおじさまみたいなことを聞くな,と言いそうだが),「そんなものあるわけねーだろ」,と答えたら,ではどうなるのですか,と聞かれ「無に帰すだけだ」と答えたら,例によって集会活動に参加しませんか,と丁寧に誘われた。
いい加減相手しているのも厭になってきたので,韓国行って集団結婚する気はないこととを述べ,何でそんなもの信じるんだ,と聞いてやったら,「では,何故あなたは信じられないのですか」と反論された。
もっともだ・・・(納得してどうする)

・・・で,何故こんなことを思い出したのかというと,この記事を見たからだ。
何と,日本の若者2,000人が被害・・・。
何でもこの「摂理」なる宗教団体の教祖は,韓国国内で女性への性的暴行が表面化した99年に国外へ逃亡。
02年に来日以来,全国の国立大や有名私大の学生(6割が女性)を誘い,健康チェックと称して女性に乱暴をはたらいたという。
これってまさに原理・・・と思ったら,この教祖さま,統一協会にいたらしい。
で,ICPOが指名手配しているそうだが,信者からの献金で逃亡して,時々教祖さまの権限でおねいさん方によからぬことをしているようだ・・・。

これだけの問題を取り上げたのが朝日新聞一社だけというのも変だが,高学歴の若者がこうも簡単に騙され,マインドコントロールされてしまう,というのも大問題だと思う。
結局,アイデンティティー が持てずにいると付け入れられるということだろうか・・・。自分の生き方に自信が持てず,将来や社会に対するへの不安に対して付け込まれたのかもしれないが,それこそ由々しき事態である・・・。

早いところ教祖を捕まえて,教団を解散させないと,某教団のように暴徒化した信徒が集団で暴れでもしたら大変なことになる。
潜伏先はアジアからヨーロッパに及んでいるようだが,何としても捕らえて欲しい・・・。
2006/7/24

広がる被害・・・

九州が大変なことになっている。
梅雨前線が停滞し局地的に強い雨を降らせるため,特に九州南部はこの時期は毎年のように災害が起きる。
今朝は朝刊の記事を見て驚いた。
鹿児島県大口市では川内川(せんだいがわ)が氾濫したため,住宅が床上浸水。
上記リンクの画像を見ると完全に堤防が決壊し,川と水田の境が全くわからなくなっている。

丁度30年前の1976(昭和51)年の夏は,東北各地で冷害が広がった所謂「冷夏」として記憶されている。
前年の75年と翌77~79年の夏が暑かっただけに尚更である。
ところが,80年代に入ると冷夏が多くなる。
記憶にある限り,80年と86年,88年は冷夏だった筈だ(確か84年は暑かった)。
そして,90年代。
91~93年までの三年連続の冷夏による日照不足で米が実らず,未曾有の米パニックともいうべき平成米騒動は記憶に新しい。
そう言えば93(平成5)年のこの時期,鹿児島県はやはり集中豪雨に見舞われ,多くの犠牲者を出すととともに,鹿児島本線が寸断された。

今週いっぱい,このようなぐずついた天気が続き,梅雨明けは東日本では8月にずれ込むという予報もある。
明けたら明けたで,罹災地は大変だろうが,とにかく集中豪雨が止み,生活が一刻も早く元に戻ることを願いたい・・・。
2006/7/20

五輪誘致

2008年北京,2012年ロンドン,では2016年の五輪は???

何と東京と福岡が候補として名乗りを上げているのだそうだ。
東京五輪だと1964(昭和39)年だから,何と52年ぶりということになる。
しかし,迂闊なことに全く知らなかった。
実は都民の関心も極めて低い,というか冷淡で,前回の五輪誘致の際のメリットを,当時を知る人々が説いて回っているらしい。
福岡の方は,今日から視察が始まったという。
・・・ということは,候補地としては福岡の方が有力ということか ・・・。

以前,1988(昭和63)年に,名古屋五輪誘致を企てIOCの選考でソウルに敗れた経緯がある。
私の周りの連中は,何故か皆それを喜んだ。
名古屋の方々に対して失礼極まりない話であるが,今回も今いち盛り上がらないようだ。
他に候補地として名乗りを上げているのは,北ドイツの港湾都市ハンブルグである。
欧州の都市がライバル,というのは極めて不利であるが,アテネ-北京-ロンドンと続く流れを考えると,極東に五輪を誘致してもおかしくないと思う。
個人的には,地元に近い東京開催の方が経済効果が見込めると思うが,西日本の方なら福岡五輪も見てみたいだろう・・・。

それにしても,今更年バレれでもないから書くが,私は東京以降五輪を知っている。
東京-ミュンヘンは長かったが,ミュンヘン-モントリオールはそれよりも短かった。
モントリオール-モスクワは更に短く,モスクワ-ロスアンジェルスはあっという間。
以降,-ソウル-バルセロナ-アトランタ-シドニー-アテネ,とマッハ級の早さだった。
こうして,齢を重ねてきたということだろう・・・(泣)
2006/7/19

梅雨前線

梅雨が明けない。
これはこの時期例年のことだが,毎朝気温が低く長袖シャツが手放さない。
日中は室内だと蒸し暑いくらいなので半袖で過ごすが,夕方にはまた長袖シャツを羽織ることになる。
夜も,長袖で寝ないと風邪をひく。
日照不足で,今年も凶作だろう。
またしても,米騒動が起きなければよいのだが・・・。

しかし,私の地方は低温だけで済んでいるが(農家の方々にとっては死活問題だろうが),梅雨前線が停滞している日本海側から内陸地方にかけては大変なことになっている。
岡山,島根,京都,福井,岐阜,長野各都府県において,現時点で10人死亡,12人が行方不明と,犠牲者が増える一方だ。

また,この梅雨前線は朝鮮半島にも停滞し,北では100人以上の犠牲者が出たとの報告もあった。
ミサイル問題・拉致被害問題のかげで,人道支援が行われるという何とも矛盾したことになるのだろうか・・・。

今日以降この梅雨前線は南下するので,今後四国・九州に被害が広がることが懸念される。例年長雨被害が多い地域なので,心配である。
蒸し暑い夏も厭だが,早いところ梅雨が明けて夏らしい日差しが戻って欲しい,と身勝手なことを考える毎日である・・・。
2006/7/5

遂にやってしまった・・・

ドイツがイタリアに敗れ,フロリダではインディペンデンス・デイにシャトルが舞った。そんな日に,北朝鮮が遂にやってしまった・・・。

朝から仕事が忙しく,夕方になってようやく6発のミサイル発射を聞き,さらに7発目発射を知って,
「よくもやりゃあがったな」
と,一瞬色めき立った私だが,よくよく考えてみると今回の一連のミサイル騒ぎに,北朝鮮という国家の国際世論上の苦しい立場と限界を感じる。

今回のミサイル発射に対する視点は幾つかあると思う。
先ず,成功か否か??
米政府は,ミサイルが沿海州沖の日本海に落下したことで,実験の失敗をいち早く発表したようだが,果たしてそうなのだろうか・・・。
恫喝・威嚇の目的ならば,虎の尾を踏むような米本土や我が国にまで飛ばす必要はなかろう。
要は,ミサイルを発射した,という事実が有れば良いのだ。
強硬姿勢を崩さぬ米国の経済・金融制裁を緩和させる交渉の席に米国を着かせるのが目的ならば・・・。
もう一つ考えられるのが,燃料の節約であろう。
何も米本土・日本本土まで弾道ミサイルを飛ばして,高価な燃料を消費することもないのだ。

次に,何故ミサイルを発射させたのか??
一つは,将軍様及び軍幹部の面子の問題だろう。
米国の軍事衛星に対し,これ見よがしに燃料注入のミサイルを見せておいて,外交を有利に進めたい,という目論見は外れた。
その上で,抜くのが困難な燃料を注入されたミサイルを引っ込めると,将軍様の沽券に関わることになる。
さらには,旱魃や飢餓に苦しんでいるにも関わらず,軍事費のみがかさむ北朝鮮としては,一般国民に対してミサイルの必要性・重要性を知らしめる必要がある。
内部の国家への不満を別な形で逸らすことは,中国や韓国も行ってきたことである。

これまでの北朝鮮の常套手段として,外交上切羽詰まると今回のように切り札としてミサイルを使ってくる。
つまり,朝鮮としては,ミサイルと核という二枚の切り札しか既に残っていない,ということになる。
つまり,裏を返せば北朝鮮という国は,内憂外患を常に抱えているということになる。
ミサイルと核しか切り札が残っていないのが北朝鮮の限界であろう・・・。

幸い今のところ,新潟・山形・秋田三県から被害は伝わっていないが,日本海を生業の場としている人々は大変だろう。
小樽~舞鶴のフェリーは航行しているのだろうか・・・。

ただ,私のように北朝鮮の愚行に対して色めき立った方々も多いことだろうが,どうか報復などと称するお莫迦な行為は絶対にやらないで貰いたい。
朝鮮総連の前に右翼の情宣車が現れて抗議を繰り返し行ったようだが,かつて中国の反日デモに対して,我が町の日中友好の記念植樹の木に行われたような愚劣な行為は,我が国の品格を損なうので絶対にしないで欲しい。
そんなことをしたら,それこそ彼の国の思う壺なのだから・・・。
2006/6/19

恫喝外交

テポドンに,燃料注入は終わったのでしょうか。
一度注入した燃料は抜き取ることが困難ということなので,発射の意志ありありということでしょう。
有事-という最悪の結果になるかもしれないのに,W杯の結果に一喜一憂したり,お気楽なブログのエントリを考えたり,と緊張感のない国民性は我が国ならではのものでしょう・・・。
前回の実験では頭の上をいつのまにやら飛び去っていったので気付きませんでしたが,今回ノドンが降ってきたらすべてお終いなわけで・・・。

しかし,こうした事態を招く原因となったのが,かつての我が国の帝国主義であり,我が国は数十年にわたって朝鮮半島を支配して朝鮮人民たちを苦しめたので,その報いを受けているのだから仕方がない・・・などという論理は最近聞かなくなりました。
かつては,この世の楽園のように言っておきながら,今頃になって拉致疑惑や今回のミサイル騒ぎで北朝鮮を批判し始めた無節操な人たちもいるとしたら問題ですが,いずれにしても,これが北朝鮮の十八番のミサイル外交なのでしょう。

流れたままの六カ国協議をそのままに,北朝鮮としては金融制裁・経済制裁緩和を狙って,アメリカを直接協議の場へ引っ張り出そうとしているように思われてなりません。
それがあってかどうか,我が国の元首の言葉も,
「アメリカと協議して断固たる対応を・・・」
と歯切れが悪いような気がします。
恫喝的な姿勢に対しては,確固たる信念を示す対応が必要と思うのですが,北朝鮮に硬化されても困るので言葉の歯切れも悪くなるかもしれませんが,このような国家存亡に関わる時こそ,凛然たる態度を示すべきと思います。
少なくとも,国際世論で負けるはずありませんし・・・。

バッジシステムは作動しても役に立たないという噂ですし,パトリオットは実は当たらない,という話も聞きます。
小松・三沢・松島(或いは小牧・岩国??)からF15がスクランかけたとしても,迎撃して撃墜できるのかどうか・・・。
空自のサイトにアクセスしても,当然緊張が高まったことなど載っている筈もありません・・・。

果たしてどうなるのか・・・。
燃料注入を指をくわえて見ていることが専守防衛なのか,私にはわかりませんが,いずれにしても国家的な危機であることには変わりがありません。
文字通り「杞憂」に終わることを願うしかないのでしょうか・・・。
2006/6/17

ミサイル発射か???

根多は無いこと無いのだが,珍しく昨日からニュースにかぶりつきである(と言ってもネットのニュースだが)。
98年秋頃,北朝鮮が長距離弾道ミサイル「テポドン」1号の発射実験を行い,我が国上空を飛んでいって三陸沖に落下したことは記憶に新しい。
ところが,何と北朝鮮の咸鏡北道のミサイル基地では,地下から「テポドン」2号と思われる大型ミサイルを引き出したことが先月報じられ,昨日遂に発射台上に据えられたことが,米軍事衛星による撮影で判明した(こちら参照)。
燃料が注入されたかどうかは不明だが,早ければ明日18日にも発射される可能性があるという。

狙いはどこか?
「テポドン」2号の射程距離は,米軍のミサイル基地のあるアラスカから西海岸までの広範囲を網羅するという。
カリフォルニアには空軍基地があるし,もしかすると我が国の小松,岩国,三沢,千歳,松島,百里,横田,新田原,那覇といった空自+米軍基地やミサイル及びレーダーサイトに照準を合わせているのかもしれない。
 
只,楽観的な見方をすれば,軍事偵察衛星に監視されていることは北朝鮮側も十二分に知っているだろうから,その上での示威的活動ではないか,とも思われる。
経済制裁を緩和させ,外交上優位に立つための手段ということであろう。

今一つは,発射実験である。
勿論これも示威的なものであるが,日米韓三国への牽制として,大きな意味を持つ。
ま,前回のように,「人工衛星の打ち上げ」といった言い訳はできないだろうが・・・。

いずれにしても,この行為は北朝鮮を却って国際世論上で孤立に追い込むことになるのは目に見えている。
尤も,そういう見方はあくまでも旧西側諸国サイドの見方であり,北朝鮮側から見ればここまで自国を追い込んだのは資本主義社会だ,という言い分になるのだろうが・・・。
しかし,自国の国益のみで語る限り恒久平和なんて絶対にあり得ないし,かつての東西対立のように,武力の均衡-即ち銃を突きつけ合っての平和,なんて,真の平和たり得る筈が無いのである。
20日までに発射がない場合は,ポーズというか牽制ということになるという見方だが,明日テポドン(二段式で,弾頭部分は中距離弾道弾の「ノドン」らしいが)が降ってこないという保証も無い。
日米韓三国は,中国を通して抗議を申し入れたそうだが,却って北朝鮮が硬化するのが危ういような気もする。
とにかく,どうにかして欲しい・・・。
 
・・・なんて書いていたら,人工衛星だって言っちゃっているよ・・・。
2006/6/7

一揆発生・・・

しかし,とんでもないことがあるものだ。
地球の反対側のブラジルで,行政に反発する武装した農民「土地なし農民解放運動」(MSLT)約1,000人が,何と首都ブラジリアの国会を占拠したという。

現在のルラ政権は農民擁護政策をとり,土地を持たぬ農民に土地を分け与えるという農地改革を進めてきたが,それがまだすべての農民に行き渡るには至っていないことで,農民が武装蜂起したとのことだ。
農民たちは硝子を割り,コンピュータを破壊するなど暴徒化し,数百人が逮捕されたという。
農民たちの言い分では,平和的に話し合おうとしたら攻撃された,と主張しているようだが,過去にも別の場所で同種の事件を起こしている経緯もあり,一触即発の状況下にあったことは想像に難くない。

改めてブラジルを始めとする中南米諸国は,貧富の差が大きいことを痛感した。
サッカーやF1で国際的に活躍している連中は,きっとほんの一握りの富裕層なのだろう。度重なる農業政策を失敗してきた我が国の政府は大丈夫なんだろうか。
10年ちょっと前に,「平成米騒動」があったが,「平成世直し一揆」なんて起こったら大変だ・・・。
減反,みかん豊作,牛肉・オレンジ輸入自由化等々,何ら解決されないまま月日だけが過ぎているので・・・。
2006/4/17

「戦後」は終わらない

サハリン,つまり樺太南部で,戦後消息を絶った邦人の生存が確認された。
この方は,旧陸軍の軍属だった上野石之介さん(83)で,何でも終戦後1958年まではサハリンにいたらしいが,その後旧ソ連に渡り,現地で結婚。
現在はウクライナで生活しているらしい。
19日に一時帰国ということだ。

昨年は,フィリピンのミンダナオ島で元日本兵の騒ぎがあったが,こうしたニュースに触れると,戦後60年たったとは言え,未だに先の戦争の爪痕の深さを痛感させられる。
これは意外に知られていないことであるが,1945(昭和20)年8月15日に我が国が連合軍に対して無条件降伏した後も,戦闘は終わっていなかったのである。
特に,広島に原爆投下後,日本が足腰立たなくなったのを確認してから日ソ中立条約を破棄して,満州及び樺太・千島に進行してきた旧ソ連軍との間には,8月20日を過ぎても
戦闘が行われていた。
8月20日,樺太真岡の電話交換施設の女子交換員9人が,ソ連軍の攻撃を前に,本土宛に
 「皆さんこれが最後ですさようなら さようなら」 
の言葉を残して青酸カリを飲んだ,という惨劇も起こった。
国内最後の地上戦は,沖縄ではなく樺太・千島なのである。
 
今尚禍根を残す北方領土問題やシベリア抑留問題とともに,決して風化させてはならない問題だと思う。
おそらく60年ぶりに故国の土を踏まれる上野さんの今後の人生が,安息に満ちたものとなることを願わずにはいられない。
 
2006/2/17

もう,いい加減にせよ

誰とも関わらない自分一人がどうなろうと知ったことではない。
しかし,少なくてもそんな人間は存在しないはずだし,してはならない。
そして,自分の人生を勝手な都合で云々することで,他の人生に土足で踏み込み,さらに踏みにじることなど絶対あってはならない。

近年頻発する惨たらしい事件の数々に対して,どれ程の人々が人生の負荷を背負うことになったのだろう・・・。
今日の午前中に,「功名が辻」ブームに湧いているであろう滋賀県長浜市で起きた惨劇に対して,身震いするほどの憎悪と救いようのない絶望感を感じざるを得ない。
同じ年の子を持つ親として,計画的で残忍極まりない凶行に及んだ原因は何だったのだろうか・・・。

取り調べが進むにつれ,次第にはっきりしていくのだろうが,思うに大人になりきれない大人の犯行,といった感じがしなくもない。
面白くないからやめる,思い通りにならないからキレる,努力もせず人を羨む,といった成長しきっていない精神を残したまま齢を重ねた結果,34という分別の付きそうな年齢になっていながら,子どものような凶行に及んだのではなかろうか・・・。

こうした事件が起こる度,少しでも被害者は勿論,加害者の周囲に存在するすべての人の人生に暗い影が落ちることを思うと益々やりきれない気持ちになる。
増して,被害者の親をはじめとする家族・親族の心中を推し量ると,もう駄目だ・・・。そして,5歳とはいえ,目の前で起きた惨劇を目の当たりにした加害者の子はどうなるのか・・・。

もういい加減にして欲しい。
人間とは,そこまで残忍で非道なものなのか。
科学は発達しても,精神は退行しているのか・・・。
もう二度とこのようなことが起こらないよう,心して生きようではないか・・・。
2006/2/9

二つの訃報・・・

残念極まりないことに,我が国の楽壇の大御所とも言うべき伊福部昭氏の訃報が入った。「ゴジラのマーチ」のみが有名になってしまい一人歩きした感じだが,北海道に生まれたこともあってか,アイヌの音楽や樺太のギリヤーク民族の音楽の研究を進めたことでも知られていた。
したがって,上述「ゴジラのマーチ」を含む「SF交響ファンタジー」なる曲集を聴いてみても,我が国古来の土俗的な旋律や和声が感じられる,という希有の作曲家であった。
そして,驚くべきは,彼が身につけた音楽の知識や作曲の技法・オーケストレーションはほぼ独学であったということだ。
彼は,旧北海道帝大出身だったので,旧東京音楽学校(現東京芸大)閥とは何の関係も無く,影響も受けなかったと思われる。
そのこともまた,独自の作風を示す要因だったのかもしれない。
本来彼の後に続くはずだった芥川也寸志,石井真木,黛敏郎,武満徹,山本直純といった作曲家たちが相次いで物故した今,松村禎三や三木稔といった弟子にあたる作曲家たちしか残っていない我が国の作曲界は寂しさ・薄さを禁じ得ない・・・。

そして,もう一つ。
立った今入ったニュースだと,元読売巨人軍監督の藤田元司氏が亡くなられたということだ。
さすがに,新人王を獲ったという当主としての活躍は直接知らないが,81-83年,89-92年にわたって監督を務め,リーグ優勝4回・日本一2回を記録した。
特に83年の日本シリーズ,結果的に徳俵に足がかかったところでうっちゃられてしまったが,戦力的に圧倒的優位に立つ西武を相手に必至で食い下がり,激烈な死闘を演じたことが印象に残っており,私はこの戦いを見て生涯巨人ファンであることを誓ったものだった。
世の中,したり顔で広岡~森と続く西武の管理野球を讃辞する者が多い中,普段は温厚な紳士ながら,時に「瞬間湯沸かし器」とあだ名されるほど感情豊かな監督でもあり,何よりも選手を大事にする人情家だったと思う(広岡がそれを非難したという記事を読んだことがあるが)。
悲願の打倒西武は,皮肉な巡り合わせの長嶋と,愛弟子とも言うべき原が果たしてくれた。特に,90年の借りは,02年にきっちり返したので,満足だったのではないだろうか。

偉人の逝去に心から合掌・・・。
2006/2/7

秋篠宮妃ご懐妊

秋篠宮妃紀子様が懐妊された。
退勤途中の車内,NHK-FMの7時のニュースで聞いた。
出産は9月という。
ついつい思ったのは,15年にわたって子作りとは凄い,ということと,皇室典範がどうなるか,という二点だ。

現行の皇室典範では,天皇は男系のみで,現皇太子の子が愛子様,ということから,皇位継承権は皇太子-秋篠宮となる。
しかし,もし次に生まれるのが男子の場合,現行の皇室典範では第三の皇位継承権を持つことになるのである。
そう言う意味では,思わぬ波紋を投げかけたことになる。

考えてみたら,秋篠宮以降40年にわたって,皇室に男子は誕生していないことになる。
そうしたことからも,女系天皇を認めるという皇室典範改訂の動きがあったわけだが,今回のことで,それにも影響が出ると見られている。
皇室典範の改訂を9月以降に延ばしては,という動きも出る可能性があるという。
つまり男子誕生の暁には改訂をしない,というものだ。

単純な脳みその持ち主である私なんか,別に天皇が女でも良いでは(しかも古代からして前例いっぱいあるし), と思ったものだが,ではその女帝の相方はどうなる,と考えた場合,そんな単純論ではないことになる。
いずれにしても,どのようになるのか全く予測が付かない。
ただ,マスコミが騒ぎ立てたりせず,全国民が静かに見守ることが一番のような気がするのだが・・・。
2006/2/5

仏像盗難・・・

今朝8時30分頃,奈良県斑鳩町の法隆寺で,西室(にしむろ)の格子が切り取られ,中にあった文殊菩薩像の模像が何者かに盗まれたという。

法隆寺といえば,607年に聖徳太子の発願によって建てられた世界最古の木造建築であり,釈迦三尊像や玉虫厨子等国宝の宝庫としても知られる。
この西室自体が国宝の指定を受けており,その格子を切り取っただけでもとんでもないことなのに,中にあった仏像まで盗み取るとは信じられない,というか断じて許すことのできない事件である。
文殊菩薩は711年の作製というから,奈良時代初期,白鳳から天平へと仏教美術が推移する時期の貴重な仏像であろうが,盗難に遭ったのは昭和期の模像だそうだ。

ところが,その三時間後の午前11時過ぎ,今度は法隆寺から南東に十数キロほど行ったところにある同県明日香村の橘寺で,薬師如来像を盗もうとしていた男が,職員に取り押さえられ,橿原警察署に窃盗の容疑で逮捕された。
同一犯かどうか,現在取調中という。

いずれにしても,天罰ならぬ仏罰覿面である。
だいたい,国宝級(或いはそれに準じる)の仏像なんて値は付かないだろうし(付いても天文学的だろう),値が付く前に足が付いてしまうだけだろうから,金が目当てで盗ったのではないと思われる。
思わず10年以上前に読んだ内田康夫著「平城山を越えた女」を思い出したが,仏像とは,本来我々のような不特定多数の衆生の信仰の対象であり,個人で独占するものではないと思う。
聖徳太子と因縁浅からぬ二つの寺だったので,聖徳太子の思いが作用したのかもしれない・・・。
2006/1/26

こんなこと,有りか・・・

が呪文を唱えると催眠術にかかった女性にもてまくり,「一夫多妻」生活をすることが・・・。
・・・なんてことが実際に起こっていたというから驚きだ(記事参照)。
家族は「娘を帰せ」と怒鳴り込んできたそうだが,当の女性たちはこの男から離れないという・・・。
重婚は法的に認められないので離婚と婚姻を繰り返し,何と10人の二十代女性と奇妙な共同生活を繰り広げていた。
で,女性たちは皆一様に,この男が喜ぶ恰好をしていたという(男なら誰でも好きか・・)。

しかし,私なんかはついつい下世話な想像をしてしまい,あまりに短絡的だが,かつての「方舟」を思い出してしまった・・・。
男の誰もが思い,果たせないでいることを現実のものとしたこの羨ましき男が今後どうなっていくのだろうか・・・。
こうも簡単にマインドコントロールができるとなると,催眠術の本が売れまくるかもしれないし,俺もやってみよう,という輩が増えるやもしれない。

え,お前だろ??
とんでもございません。
一夫多妻が良いのなら回教徒になって,羊をたくさん飼えばよいのです。
でも,酒飲めないなんてとんでもございません。
人間,分に生きるのが一番のようで・・・。

2006/1/23

堀江氏,逮捕・・・??

証券取引法違反により,今夜堀江氏が逮捕されるそうだ。
本人は否定しているようだが,虚偽の申し立てをしたという点が争点となろう。
強気で,鉄面皮のホリエモンがどうかわしていくのか,見物である・・・。

・・・とのっけから,不謹慎なことを書いてしまったが,個人的には彼のやっていることや,やってきたことに対して全く興味がないので,これまでも殆ど根多にしたことが無かったのだが,私の周りには結構ホリエモンを支持するものが多い。
ITブームに乗ったとは言え,短期間に於いて巨万の富を築いたことや,若者の心を掴んだこと,宇宙旅行事業にまで手を広げるクリエイティブな姿勢を賞賛する者が少なくても私の周りに5人はいる。

私とホリエモンの最初の接点は,在仙球団を巡るライブドアと後発の楽天との争いだった。
鳶が油揚げをさらうように後発の楽天が権利を得たとき,地元でも相当数がライブドア支持だったと記憶している。
その後,フジTVやニッポン放送の買収問題,総選挙への出馬,挙げ句の果ては芸能人と浮き名を流す始末。
まさに時代の寵児として,飛ぶ鳥を落とす勢いだった。

そうした中で,私が彼の人間性を疑ったのは,アテネオリンピックで銀メダルに輝いたある選手に対して,暴言としか言いようのない無礼極まりない言葉を吐いた時からだ。
年長者や優れた功績を残した者に対する敬意とか気遣いなんてものは,この若造には微塵も無いと実感した。
またそうした傍若無人とも言うべき態度を,マスコミも面白がって煽り立てたとも言える。彼が問題発言をすればするほど,マスコミとしては根多に困らないだろうから・・・。

昨年末の朝日新聞に,ホリエモンを尊敬して将来は彼のようにヒルズ族になりたい,という小学校6年の女の子の記事が載っていたが,私のように文字通りをじさんとなってしまった者と違い,若い世代にとっての彼は理想的な人間像なのかもしれない。

しかし,いずれにしても間もなく結果が出る。
最近,堀江氏のブログをよく見るようになった。
書いてあることが虚偽なのかどうかは別として,今後このブログがどう展開していくかも興味深い。
当然のことながら,コメントを残している者の9割は支持者であるが,仮に半分サクラだとしても半端じゃないコメントの数だ。
ただ,
「信じてるからね」
とか
「頑張れライブドア」
といった抽象的な支持が殆どなので,読んでみておもしろいものではなかった。
 
 
 
・・と書いているうちに逮捕されてしまった・・・。
さぁ,どう釈明する・・・
2005/12/27

安全性と信頼を・・・

一昨日の羽越本線の事故の犠牲者が現時点で5人となった。
今尚行方不明の母子がいるということで,夜を徹しての救出作業が続いている。

事故から約15時間後現場近くを通ったが,付近の道路は警察が封鎖しており,現場へ近づくことが出来ないようになっていた。

それにしても何故このような大事故が起こったのだろう。
先頭車両が真っ二つになり堆肥小屋に突っ込んだ様子は,まさに4月の尼崎線の事故を彷彿させる。
速度もだいたい似たり寄ったりの100kmぐらいだったようだ。
事故現場から北へ1km付近に風速計があり,風速が秒速25mを越える強風の場合は,自動的に羽越線を管轄するJR東日本新潟支社の防災システムに列車の速度を抑える指示が自動的に入るようになっている。
そして,事故直後と思われる午後7時16分に秒速20mが観測されたという。
つまり,特急電車の最高速である120~150kmで運転して良い状態にあったということだ。
折からの風雪により,この列車「いなほ」14号が最後の停車駅となった酒田を発車した段階で,既に1時間以上の遅れがあったというが(次の停車駅は余目か鶴岡だったのだろう),運転士はそれ故に急いではいなかったという。
この点が先の事故とは全く異なっている。

素人の私は,当初風速観測装置の故障か,と思った。
しかし,そうではなく事故後も観測を続けていた。
やはり原因として考えられるのは,最上川から吹き上げる突発的な強風だったのではなかろうか。
昨日私のとったルートは,JR陸羽西線の清川駅(新選組の創始者とも言うべき清河八郎の故郷)を過ぎたあたりで国道47号線を離れて最上川を渡り,国道345号線を最上川に沿って北西へ進んで酒田市西隣の飽海郡平田町(私の両親の実家がある)へ出る,というものだった。
国道345号線は東田川郡庄内町から飽海郡松山町(加藤清正の子忠広が配流された地。私の母方の祖母の実家-何故か加藤姓)へ入ると,旧城下を右にかすめるように最上川の段丘の上を進む。
実はそこが恐怖だった。

折からの突風で,車が煽られるのが分かっただけではなく,路面はつるつるのアイスバーンなので,カーブ(この付近全体が長い弧を描いた形なのだが)で対向車が来たときなんか後輪がスライドしかけたことがあった。
正直言って内心真っ青だった。
もう1秒ほどこの状態が長かったら,完全にコントロールアウトしていたかもしれない。
強風+アイスバーンの前には,4WDも全く意味を為さない。
長さ20mもの車両が6両動くほどの風である。
自動車1台など簡単に動くだろう。

4時間以上雪道を走って,やっとのことでたどり着いた酒田市内は,立っていると吹き飛ばされそうな強風に雪が舞っていた。
港では,しける海にイカ釣り船が揺れに揺れていた。
普段は穏やかなはずの日本海なのに・・・。

地上で最も安全な乗り物であるはずの鉄道の信頼性が揺らいでいる。
これ以上の犠牲を出さないようにするためにも暴風対策を徹底して欲しいし,前回の事故の後のように,JRに対して意味のない愚行を行う莫迦者が出ないことを心より望む。
2005/12/23

大寒波襲来

一体,
「今年も暖冬の模様」
との予報を出したのは何だったのだろう。
北日本でも雪の少ない私のところで12月初旬からいきなりの積雪。
ここ一週間毎日のように降っている。
何と20年ぶりの「寒い冬」なんだそうだ。

この寒波襲来に,ここのところあちこちで被害が起きている。

まず,名古屋の20cmを越える積雪。
売れるはずのない雪かき用品があっという間に売り切れ見せ続出。
今日から愛知県内12カ所+福岡・宮城・北海道のTOYOTAの工場がすべて操業を止めるという。
凄惨の遅れを従業員の残業で補う,とはあまりに気の毒だ。

新幹線は天皇誕生日で連休初日の本日,230本もの運休,空の便も軒並み運休,各地の高速道路も風雪のため寸断され,交通網は大混乱に陥った。

そして,新潟の大停電は,ようやく復旧したようだ。
オール電化の住宅は全く機能を麻痺したであろうことは想像に難くない。
旧式の石油ストーブを処分したことを後悔した家庭がかなりあったという。
我が家にも10年前に購入した石油ストーブが押し入れの奥に突っ込んだままになっている。
大雪や地震等の天災によってライフラインが分断された時,一番シンプルな構造の機器が役に立つ。
「絶対捨てるなよ」
と念を押した。
我が家のストーブは,FF式の温風ヒーターが1台,そうでないファンヒーターが3台稼働しているが(エアコンは冬使わない-ガスが抜けないように月に1度回すが・・・),送電が止まったら全て使い物にならなくなる。

大手家電店やDIYのチラシに反射型の石油ストーブが載っていた。
非常用の持ち出し袋や飲料水の他に,ぜひとも用意しておきたいものの一つである。
何と言っても,東京・大阪等の大都市部は,数cmの積雪で都市機能が麻痺する可能性だってあるわけだから・・・。
2005/12/21

悪いサンタ・・・

いつの間にそうなったのかわかりませんが,少なくても私が物心ついてから,クリスマスというのは,恋人や彼女と過ごすロマンティックな日,という印象が強く,クリスマス商戦だ,クリスマスディナーだ,といった言葉を聞くようになって久しいです。
バレンタインデーよろしく,どうも商業主義にすっかり乗せられた気がしてなりません。
私のように,不信心で無宗教が大部分な筈の日本人なのに,何故かクリスマスを盛大に祝うのは,欧米人から見ると実に奇異だそうです・・・。
我々日本人には,潜在的に欧米の文物に対するに対する憧れがあり,それをうまくくすぐったのがクリスマス商戦であるような気がします。

ただ,若い頃から圧倒的に一人で過ごすことの多かった(泣)私ですが,商業主義に傾くクリスマスを今更敢えて批判するつもりはありません。
ただ,この記事を読んで,なんじゃこりゃ~(松田優作の声で)と思っただけなんです。

本質をどっかに置き去りにしたクリスマスを批判するのは大いに結構。
特に勘違いしている日本人を批判するのも,百歩譲って是としましょう。
しかし,サンタが犯罪はいけません。
ドイツじゃ拳銃強盗にスピード違反。
ニュージーランドでは酔っぱらって暴れ,イギリスでは女性の前で露出行為,スウェーデンじゃ放火,と「悪いサンタ」が悪業三昧。
頼むから,子どもの夢を壊すようなお莫迦な真似だけはして欲しくないものです・・・。

さてと,悪い子にはサンタさんが来なくてプレゼントが貰えないので,私はよい子になってプレゼントが貰えるようにお利口さんにしてようと思います・・・(トホホ・・・)
2005/11/23

極刑をもって・・・

又しても,猟奇的で残忍な事件が起きてしまった。
昨日午後,広島市安芸区で起きた小学校一年生の女児殺害事件に対して,怒りや憤りを通り越して,余りに卑怯で酷薄極まりないその犯人に対し激しい憎悪を感じる。

段ボールに入れられた女児が見つかったのが午後3時頃。
死亡が確認されたのが4時頃ということなので,犯行は白昼行われたことになる。
しかも,学校は午前限だったらしく,何と0時35分に交番の前を通過していたという。

私の住む地域でも,子どもの学校にメアドを登録しておき,何かがあった時は緊急メールが送られてくる。
また,「子ども110番」と称して,事前に登録している商店には,非常時に駆け込むことによって危険を幾らかでも回避するようなシステムもとられている。
勿論,だからといって万全な対策であるとは言えず,今回の事件があった地域も,防犯活動を活発に行ってきた矢先の事件だった・・・。

閑静な住宅地であればあるほど日中でも人通りの希な通りがある。
私の住む地域なんかはその典型で,十字に交差する通りがやたら多いが,バスの通る大通りを一歩入ると人気のない道ばかりである。
誰も目撃できないような死角は,それこそ無数にある・・・。

それにしても,その残忍極まりない手口に対して,怒りが収まらない。
犯行が,膂力に劣る女児に対して行われたことに対しては,過去の事件(昨年奈良県で起こったものも含めて)との共通性を感じるのは,勝手な先入観や誤った固定観念なのだろうか・・・。
人の幸福を妨害する権利など何人にも認められる筈が無い。
自分が不幸だと思うなら,何故そうなのか自分の過去を見直すべきだし,満たされぬ思いがあるのならば,我慢するか耐えるか諦めるか,然るべき方法をとるのが当然である。
さすがに,マスコミも両親をはじめとする親族や担任の教師のコメントは現時点では公表していないが,多くの人々の人生に不幸という暗い影を落とたことは,どんな理由があろうと情状酌量の余地はない。
かくなる上は,一刻も早い犯人の断定・逮捕と,極刑を望むしかあるまい。
否,それとて失われたものが還るわけではないのだ・・・。
 
 
 
そんな,気持ちのやり場のない事件に日本中が打ちひしがれている最中,こんなこともやっていたらしい。
「太陽の季節」は随分若い頃に読んだが,その20年近く後に上梓された田中康夫の「なんとなくクリスタル」との共通項をそれこそ何となく感じた。
そう言えば,この都知事と長野県知事は先輩後輩なのだ。
昔も今も金持ちは居るってことか・・・。
私にとってはどうでも良いことだけど,石原都知事殿,当選の暁にはお台場にF1を誘致してくる,って公約ありましたよね・・・。